えらいじゅの森

ブログに挑戦する20代メンズサラリーマン

MENU

難解なので要旨だけ掴んだ『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』の紹介

皆さんこんにちは!えらいじゅです。
今回は『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』の紹介をしていこうと思います。
書籍内容は、知識の「幅」が武器になることやそのためにどうすればよいか(勉強するのか)を具体例を用いながら書いてあり、論文のような論調で進んでいきます。
そのため、とっつきにくい印象がえらいじゅにはありましたが、内容自体はとても勉強になったので記事にしていこうと思います!

 

ウッズ型かフェデラー型か
ゴルフのタイガーウッズさんのように、幼い頃から英才教育をすることで、その道のエキスパートになる。テニスのロジャーフェデラーさんのように、幼い頃は色々なスポーツをしてある程度の年齢になったときに1つに絞り、その道のエキスパートになる。現代ではどちらの教育方法が適しているのか、ということがテーマです。

 

回り道の教育
アメリカの教育現場である実験が行われました。それは教師が教えた内容について、すぐにテストをした時の結果と時間を置いた時の結果を比較することです。結果として、「学生に評判のよい教師」が教えた場合、すぐのテストでは良い結果になったが、時間を置いた時の結果は「学生の評判がよくない教師」が教えた方が結果がよかった。これは、生徒にヒントをあげながら「型」を教える教師とヒントをあげず「関係」を教える教師という違いがあるようです。

えらいじゅも、よく会社の教育担当に、「構造を学んでおくように」と伝えられていました。その時は、そうすることで理解が深まるからだろうと思っていました。今は、それに加えて、「構造を学ぶ」ことで、「関係」を学べるのだと理解しています。関係を学ぶことで、新しい分野の勉強をするときでも、〇〇は××と似ている(≒関係でとらえる)と関連づけて覚えることができるのだと気づきました。

回り道に見える学び方が、(もしかしたら)一番の近道なのかもしれないということを改めて気づかせてくれる書籍でした。